楚々日記

ひとりかもねむ

こんばんは~ 須貝邸 女将 青野です。

 

今日は空気の中に、ほんの少しですが ちょっぴり春の香りを感じます。

 

まだ雪が降る予報はあるものの

ついにこの里山も春の準備を始めたのでしょうか?

 

山の動植物たちも待ち望んでいることでしょうね。

そして写真の美しい鳥は「ヤマドリ」と言います。

 

いつもお世話になっている村の方に鳥猟したての1羽を見せていただきました~!

 

普段、木の実を主食としているので

そのお肉や出汁は、野原やお花畑のような柔らかく優しい旨味が広がります。

 

やはり尾羽が話題になりがちですが

全体の羽がこんなにも輝いているなんて…足や爪も銀灰色で本当に驚きました…!

極彩色のキジに対して金属光沢のヤマドリですね。

もはや「鉄火鳥」って感じです。

 

雪の白を背景に赤褐色が輝き揺れる光景を見ていると

柿本人麿さんの少し寂しい和歌を思い出しました。