楚々日記

午前7時の面影

こんばんは~ 須貝邸 女将 青野です。

 

今朝、涼やかな風と一緒に

空気からスッと秋の香りがしまして

 

えっ?! と思ったんですが

そういえば、今日から8月でしたね。

 

あと1週間もすれば、暦状は秋。

 

昨日よりも少し

お淑やかな雰囲気の光が

準備中の館内に入る、朝の時間帯。

 

まだ、照明も何も付けていない

自然光と柔らかな風だけが揺らぐ宿の姿は

ユラユラ心地よく

そのまま眠気に溶けてしまいそう…

 

そしてこの瞬間、私たちは

もと「家」としての、まさに「素」の部分を

垣間見ているんじゃないかなとも思います。

 

 

自然とともにある 村での暮らし。

たった1日の中でも、いろんな美しさに気づき

その度に感覚が拡がっていくようです。