楚々日記

陽射しの間

こんばんは~ 二代目 女将 青野です。
 
須貝邸の「せせらぐ縁側」
 
この場所を正しく表現すると「廂(ひさし)の間」
に、あたるような気もするのですが
 
日本建築特有と言われる、この空間。
 
外と内との境界が、ふんわりと曖昧で
不思議な優しさがある気がします。
 
たまらなく愛おしい
お気に入りの場所です。
 
猫も私も心地良すぎて…眠気まなこ。
 
もしかすると「廂(ひさし)の間」には
「陽射しの間」という意味合いもあったりするんでしょうか?
 
一線を引きながらも
もはや、その一線を引くことによって
 
対するモノの輪郭を曖昧に
交わりを持って、自在に形を成していく
 
そういう柔らかさが、とっても素敵だなあと思います。