楚々日記
昼と夜が半分
「秋分」を迎えた今日
村では、ピシャっと季節を分けるように
空気が秋そのものへと様変わりしていて
朝からもう、びっくりびっくり… !
ザァーっとお山の緑が揺れる音も
ついに湿度を手放した、色のない風も
水路へ沈め生けられた百日紅(サルスベリ)も
淑やかさを思い出した太陽の光を受けて
待ち焦がれた秋の香りを放っていました。
こういう季節の変わり目というものには
表現し難いなにか、興奮なのか幸福なのか寂しさなのか
独特の居心地の良さを感じてしまうのですが
正直、身体はあんまり付いていけなくて悔しい、、
まあそういうものですよね。
夜は、29日へ向けて
光を満たしていく月を見守りながら
頑なに張りすぎず、素のまま嫋やかでありたいと
心の中でよく唱えているこの頃。
散歩でも再開しようかな。
軒先に生けていただいたお花の余りは
メダカの鉢へ添えました。
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