楚々日記

記憶くすぐる甘み

こんばんは~ 二代目女将 青野です。

 

今年もこの季節が…やってきました~~!!

栗の渋皮煮と甘露煮の仕込みシーズンです。

 

 

三鴨さんは、ここ数日

大量の鬼皮と格闘しておりましたよ~

 

春に亡くなった私の祖母も、このくらいの季節になると

鋏のような栗剥き器を懸命に握って、休み休み、ひいひいと苦戦しながら

 

栗の炊き込みご飯や、お正月には栗きんとんを

作ってくれていたなあ~と思い出します。

 

ふくよかで丸っこい背中

「楽しみに待ちよってね~~^^」という楽しそうな声

 

私の中では、まだまだ鮮明そのもの。

 

 

 

三鴨さんの栗と祖母の栗は、味も形も全く違うのですが

食材の香りや味わいから引き出される

少し寂しくて、ほんのりと優しい記憶は私をそっと励ましてくれるようです。

 

レシピエッセイでも書いてみたいかもしれませんね。

少しずつやってみようかしら